帯広署と帯商、7商工会が協定締結
帯広署(木村茂典署長)と帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)、同署管内7町村の商工会(音更、芽室、幕別、士幌、上士幌、中札内、更別)は4日、「地域の安全・安心に関する協定」を締結した。同日、帯広署で調印式が行われた。
協力体制を明文化することで、犯罪・交通事故の防止に向けて実効性ある取り組みを進める。帯商と商工会は防犯、交通事故防止の啓発活動の展開、帯広署はOSS(帯広警察署セーフティサービス)のネットワークを活用して情報提供し、署員の派遣、助言を行う。
木村署長、帯商の曽我彰夫副会頭、音更商工会の阿部英輝副会長、芽室商工会の谷口和徳会長、幕別商工会の藤原治会長、士幌商工会の中村貢会長、上士幌商工会の小寺友之会長、中札内商工会の吉倉孝尚会長、更別商工会の高木修一会長が出席し、調印した。
曽我副会頭は「商工会議所、商工会の持つネットワークを生かして防犯、交通事故防止を啓発していきたい」と強調。木村署長は「融資保証金詐欺など、中小企業を狙った案件もあり(手口は)巧妙化している。住民に接する機会が多い皆さんにいち早く情報提供し、被害防止に努めたい」と話していた。(大谷健人)