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帯広調理師専門学校でフルーツカットコンクール

金賞に輝いた8班のメンバーと受賞作の「白鳥のいる楽園」

 帯広調理師専門学校(遠藤珠子校長)で14日、果物の加工や盛り付けの美しさなどを競う「第46期生フルーツカットコンクール」が行われた。学生36人が9班に分かれ、それぞれが設定したテーマに基づいて競技に臨んだ。最高賞の金賞には8班の「白鳥のいる楽園」が選ばれた。

 技術や創造性の向上、チームワークの育成を目的に毎年開かれている。今回はリンゴ、グレープフルーツ、パイナップルを使用。制限時間の15分間でカットと盛り付けを行った。競技が始まると会場は静寂に包まれ、学生は真剣な表情で果物にナイフを入れた。

 審査員は帯広学園の遠藤崇浩理事長、遠藤校長、日本バーテンダー協会帯広支部吉田翔さん、同校の仁科直也教諭が務め、時間や技術、衛生面から総合的に評価した。

 金賞に選ばれた8班のメンバーは小山晴美さん、鎌田章仁さん、安保悦和さん、加藤奈津子さんの4人。リンゴで白鳥を表現し、それに調和するようカットしたフルーツで周りを彩った。小山さんは「イメージ通りにでき、ほっとしている」と受賞を喜び、吉田さんは「入学時よりとても上達した。この経験を生かし、今後も頑張ってほしい」と講評した。(細谷敦生)

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  • 真剣に競技に取り組む学生たち

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