フードトラックが街中に集結 31日に市内駅北広場でイベント
十勝管内のキッチンカーが一堂に集まる「Food Truck Village」(フード・トラック・ビレッジ)が31日、帯広市中心部の駅北多目的広場(夢の北広場)で初めて開催される。「タコス屋シーガルキッチン」(帯広)の山中大輔さん(42)が呼び掛けて企画した。イベントを契機に、キッチンカー同士のネットワークづくりも検討する。
帯広、新得などを拠点に営業する8台が集まる。コーヒー、クラフトビールなどのドリンク類、ケバブ、タコスなどの料理を提供する予定だ。
会場には約20席の椅子を用意、キッチンカーの料理を持ち寄って楽しむことができる。市内事業所で働く会社員のランチ利用も見込む。
山中さんは「キッチンカーに関わる人たちのネットワークづくりにもなれば。(各地でイベントが開かれる)夏場は繁忙期で試験的な開催になるが、街中を盛り上げる取り組みとして継続したい」と意欲をみせている。
今回の取り組みに、駅北広場を管理する市も期待を寄せる。広場は50メートル四方の広さだが、冬季のアイスリンクや週末のイベント開催などを除けば、平日の使用は少ない。「民間も含め、今回のように広場を有効利用してもらいたい」(商業まちづくり課)としている。イベントは午前11時~午後7時。(本田龍之介)
◇出店業者
▽おいもさん(焼きいも)
▽Cafe Bus komorebi(コーヒー)
▽good luck(空揚げ)
▽タコス屋シーガルキッチン(タコス)
▽柏壱堂(ベビーカステラ)
▽Beer Bus On Your Side(クラフトビール)
▽なつぞらケバブ(ケバブ)
▽みなせん(粉もの料理)