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透明なガラス壁で周囲と一体感 日本ハム新球場

新球場の完成予想図。開閉式の三角屋根や天然芝を使用する

 【札幌】北海道日本ハムファイターズなどは5日、北広島市に建設する新球場に関する記者会見を札幌市内のホテルで開いた。開閉式の三角屋根や天然芝を使用する他、センター側に透明なガラス製の壁を採用し、周囲の親水広場などとの一体感を演出する。2020年春ごろ着工し、23年3月の開業を予定している。

 収容人数は約3万5000人。地下1階、地上4階建て。敷地37ヘクタール、建築面積は約5万平方メートル、延べ床面積は約10万平方メートル。建設費は周辺外構部や球場内設備などを含め約600億円。

 グラウンドは地面を最大20メートル掘り下げて整備するため、地下1階部分となり、地上から全体が見渡せる。レフト上段には天然温泉に入りながら観戦できる温浴施設を配置。ダグアウト横に選手目線の座席を設けるなど、さまざまな観戦スタイルを提供する。道産食材を使用したメニューを提供するレストランのほか、球場中層部にはテラス、屋上には庭園を整備する。

 駐車場は3000~4000台程度を用意。球場周辺には親水広場や庭園、グランピングができる施設などを整備する。(津田恭平)


◆日ハム新球場建設発表について
新球場発表、多数の外観図あり-北海道日本ハムファイターズ公式ホームページ

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