北電帯広支店 ティッシュを配って節電呼び掛ける
北海道電力帯広支店(加藤正浩支店長)は9日午前10時から、市内スーパーのダイイチ白樺店で、ポケットティッシュを配って節電を呼び掛けた。
停電は道内のほとんどの地域で解消されたが、週明け以降、企業活動が活発になると電力の需要が増える見通し。これまでに確保した電力では足りず、再び電力の需給バランスが崩れて停電になる恐れもある。政府は11日以降、道内で計画停電の可能性を示している。
店頭では同支店の社員5人が来店者一人ひとりにティッシュを手渡し「ご迷惑をお掛けしました」「可能な限り節電のご協力お願いします」と呼び掛けた。「気にしないで」と声を掛ける来店者も見られた。
加藤支店長は「電力の供給が十分でないため、家庭では不要な照明は消すなどして節電にご協力をお願いしたい」と話していた。(川野遼介)