スイートコーンの種まき作業が本格化
十勝管内でスイートコーンの種まきが本格化している。トラクターに種まき機を装着し、ゆっくり走らせながら種を落とす。道農政部によると、スイートコーンの管内作付面積は約4100ヘクタール(2016年産)と全道の5割を占める。収穫が8月と早いことから、輪作体系では秋まき小麦の前作とする農家も多い。
芽室町上伏古の橋本真和さん(37)の畑では、11日午後に作業を開始。スイートコーンの種子と肥料を同時にまいていった。今年は1.5ヘクタールに作付けする。
収量が多めで食味の良い「クリスピーキング」と呼ばれる品種で、収穫後は缶詰などに加工する。橋本さんは「夏には背丈が大人の身長ほどに伸び、倒伏しやすくなる。2年前のような台風の影響がないといいが」と話していた。(伊藤正倫)