大相撲十勝帯広場所 8月開催へ調印式
日本相撲協会(八角理事長=元横綱北勝海)と十勝芝田山会(樋渡喜久雄会長)は26日、帯広市内のホテル日航ノースランド帯広で、十勝帯広巡業(8月18日・帯広市総合体育館)に関する契約書に調印し、開催が正式に決まった。
同協会巡業部の千田川親方(元小結闘牙)と樋渡会長ら同会幹部、実行委員会関係者の7人が出席。千田川親方と樋渡会長がそれぞれ署名し、契約書を取り交わした。帯広市での開催は1997年以来21年ぶりとなる。
千田川親方は「相撲協会のことでご心配、ご迷惑をお掛けしているが、現場の力士は一生懸命やっている。ファンサービスにも力を入れるので、一人でも多くの方に来てもらい、力士との触れ合いを楽しんでほしい」と、期待を寄せた。
樋渡会長は「事前に会場を下見し、細かいところまで打ち合わせをしてきた。当日は十勝で力士が見られる貴重な機会なので、帯広の人はもちろん、十勝全域からのファンの来場を心待ちにしている」と語った。
今回の巡業には約280人(力士180人、関係者100人)が参加する予定。前回十勝で開催された「十勝音更場所(2012年)」より約100人増の大規模な巡業となる。
各席のチケット料金や購入方法などの詳細は4月中にも決定する見込み。(石川友史)