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ブランドイチゴ 東京進出 代官山に18日出店 音更のブルーム

チカホで試食販売された「銀龍苺」

 【札幌】ブランドイチゴ「銀龍苺」を通年生産する農業法人ブルーム(音更、齋藤伸二代表)は18日、東京に「十勝銀龍苺(ぎんりゅういちご)代官山店」(渋谷区猿楽町9ノ3)を初出店する。そのPRを兼ねて5日、JR札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)でイチゴの試食販売を行った。

 「銀龍苺」は、十勝の程よい日射量や冷涼な気候などの中で育つ。大粒の中身は白く、酸味を抑えた甘みが特徴。これまで洋菓子店「ルタオ」(小樽)や都内などの業者向けに販売してきた。

 代官山店ではイチゴのほか、クリーム大福やソフトクリームなど同店オリジナルのスイーツも販売する予定。同社の齋藤社長は「東京での出店を通して、十勝ブランドの魅力を国内外に発信できれば」と意気込んでいる。

 東京初出店を機に、一般消費者向けの販売にも注力していく。チカホでの試食販売では、約100パックのイチゴなどが同日限りの特別価格で販売され、次々と買い求める人でにぎわった。

 ブルーム広報の森平和歌子さんは「地元の人やインバウンド(訪日外国人旅行者)、関東などからの旅行客がたくさん買ってくれた。こんなにおいしいイチゴが北海道にあることを知ってほしい」と自信をみせていた。(浅利圭一郎)

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