心温まる年賀状に 「ワークサポートふれあい」が印刷受け付け
帯広市内の障害者就労継続支援所「ワークサポートふれあい」(東11南9、市民活動プラザ六中2階、山根隆所長)のパソコン部門が、来年の年賀状印刷の受け付けを始めた。厳選した60種類のデザインを用意した。30日までにはがきと印刷を一緒に注文すると、印刷代を10%割り引くキャンペーンも行っており、「大切な人へのあいさつにぜひ使って」と呼び掛ける。
デザインは、パソコン部門の通所者10人と職業指導員2人が手掛けた。市販のイラスト集やインターネット上のフリー素材などを活用し、完成させた。通所者の廣瀬晴朗(はるあき)さん(34)らが色鉛筆画で仕上げた、完全オリジナルも6種類ある。
職業指導員の東山直樹さん(27)は「今回は背景も含め、全て色鉛筆画で作った手書きイラストがある。完成度が上がって温かみも増している。ぜひ見てほしい」と話している。
普段は名刺や封筒の印刷、メモ帳作りなどを行っているが、最も力を入れているのが年賀状印刷。周辺の地域で人気も出てきており、昨年は3万2257枚を販売した。
今年は6月頃に準備を開始。試作は100以上になり、全員で60種類に絞り込んだ。印刷にはレーザープリンターを使用、プロに負けない仕上がりになる。家族の写真を入れたり、文面のアレンジにも対応する。
印刷料金(100枚の場合)は白黒1500円、カラー2880円、写真入り4100円。注文から受け渡しまで10日ほどかかる。申し込み、問い合わせは同事業所(0155・23・6699、火-土曜日の午前10時~午後4時)へ。(奥野秀康)
◆ワークサポートふれあいについて
・ワークサポートふれあい-公式ホームページ