「酒米」豊作、子供らと収穫、地酒プロジェクト
【音更】地酒「十勝晴れ」の原料となる酒米「彗星(すいせい)」の収穫作業が町十勝川温泉・白木祐一さん(72)の水田で終盤を迎えている。2日は田植えをした音更下士幌小(渋谷浩校長、児童40人)の5、6年生16人も加わり、丁寧に手刈りした=写真。
帯商や帯畜大、JA木野など12団体による「とかち酒文化再現プロジェクト」(事務局・帯広信用金庫)が実施。酒米作り7シーズン目の今年の作付面積は昨年並みの231アールで、昨年同様に10アールあたり8俵程度の収量を予想している。
収穫作業は9月26日から機械で開始、1日までに8割ほどを終えた。2日は午前9時から児童らが手でひとつかみした稲を鎌で丁寧に刈り取っていた。中里歳凪君と阿部友祐君(ともに5年)は「自分で植えた苗が稲になって刈り取れてうれしい」と笑顔だった。
酒の仕込みは、連携する田中酒造(小樽)で12月に始め、来年2月に純米吟醸などを発売する予定。(佐藤いづみ)
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黄金色に実った稲を手鎌で刈り取る下士幌小学校の児童(2日午前9時半ごろ、塩原真撮影)