ただいま、故郷 帰省混雑
お盆を十勝で過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えている。東京と帯広を結ぶ飛行機や札幌からのJR、都市間バスは午前の便から混雑し、家族との再会に笑顔を見せる帰省客らの姿が見られた。
とかち帯広空港では11日午前、羽田発のエア・ドゥ、日本航空(JAL)1便ずつが到着。到着ロビーでは家族らが出迎え、「久しぶり」「(本州と比べて)寒いでしょう」などと声を掛け合い、再会を喜んだ。
音更町の実家に帰省する東京の中島順子さん(43)は夫の豊二郎さん(45)とともに午前7時15分羽田発の便で帯広に到着。ロビーでは2日前から帯広を訪れている娘の星來(せいら)さん(15)ら家族が出迎え、順子さんは「1年ぶりの帰省。インデアンカレーとジンギスカンを食べるのが楽しみです」と笑顔で話していた。
11日は帯広着の飛行機が全便でほぼ満席。札幌からのJR特急列車も午後5時ごろ帯広着の便まで満席が多くなり、札幌発の都市間高速バスは13日ごろまで混雑している。
Uターンのピークは15~17日ごろになる見通し。(中島佑斗)