ご当地ナンバーデザインを公募 開村70年記念の更別
【更別】村は今年の開村70周年を記念して、原動機付き自転車やトラクターなどの小型特殊自動車に取り付ける「ご当地ナンバープレート」を導入する。5月1日に懸賞付きでデザインの募集を開始し、決定したナンバープレートを12月に発表する予定。
村独自のデザインを導入することで、村のイメージのPRや村への愛着心を醸成するのが狙い。ご当地ナンバープレートのデザイン公募は、2015年に幕別町でも実施した例がある。
プレートの大きさは縦10センチ、横20センチ。村名、記号、番号(いずれも濃紺色)や自賠責保険シールの配置を考慮した上で、専用の応募用紙に色を付けてデザインする。
応募用紙は今月25日に村内で配布するチラシの裏面に添付するほか、同日以降、村ホームページからダウンロードできる。村内外問わず1人で複数のデザインを応募できる。7月31日締め切り(郵送は当日消印有効)。
デザインには、村のイメージキャラクター「どんちゃん」を取り入れることも可能だが、どんちゃんの色やデザインの変更は禁止。未発表のデザインに限って応募でき、採用作品の著作権は村に帰属する。
村役場での住民投票を経て、西山猛村長らによる選考会で最優秀賞1点、優秀賞2点、特別賞5点、入賞10点を選ぶ。各賞に村内の商店などで使える「どんぐり商品券」を贈る。最優秀賞は3万円分。
ご当地ナンバープレートの対象車両のうち45%を、農耕作業用の小型特殊自動車が占める。デザインの公募を担当する村住民生活課資産税係は「国際トラクターBAMBAをはじめ、大型農業機械のイメージが強い村を盛り上げるきっかけになれば」としている。
問い合わせは同係(0155・52・2112)へ。(深津慶太)