市内で早くもサクラ開花 帯広で16日の気温22度
一足先に咲きました-。帯広市内では早くもサクラの便りが届き、道行く市民の目を楽しませている。
森末整形外科医院(西3南5)の敷地内で、エゾヤマザクラが10輪ほど淡い紅色の花を咲かせていた。15、16日と初夏を感じる暖かさとなり、一気に開花したようだ。16日の帯広は最高気温22度を記録した。
同院のサクラは白壁の建物の南側にあるため、壁からの反射光も浴び、太陽の恵みをより多く受け早く咲く傾向が見られる。
来院した人らも一足早いサクラを見て喜んでおり、森末克彦理事長(81)は「植えてから50年以上たつが、今年もよく咲いてくれた。最近暗い話題が多いので、明るい話題を提供できれば」と話している。
昨年の帯広のサクラ開花日は4月30日。民間気象情報会社のウェザーニューズ(千葉)によると、今年の帯広のサクラ開花予想は30日、同ライフビジネスウェザー(東京)は、5月3日と予想している。今年もGWに間に合いそうだ。