看護学校2校で卒業式
帯広高等看護学院(菊池英明学院長)と道社会事業協会帯広看護専門学校(阿部厚憲学校長)の卒業式が3日、開かれ、卒業生が医療人として新たな一歩を踏み出した。(松村智裕)
高岡さん答辞 帯広高等看護学院37人
帯広高等看護学院では、看護学科45期生の37人(うち男性5人)が学びやを巣立った。
菊池学院長が全員に卒業証書を授与し、「プロの誇りを持ち、自信と笑顔で患者さんに勇気や平穏を与え続けてほしい」と式辞。
在校生を代表して吹上華望さん(2年)が送辞。卒業生代表の高岡加奈さんが「つらいことも患者さまのありがとうの言葉で救われた。仲間と壁を乗り越えた3年間を生涯の財産としたい」と答辞を述べた。
大野さん答辞 帯広看護専門学校26人
道社会事業協会帯広看護専門学校では、第23期生26人(うち男性1人)が卒業した。
式は帯広市民文化ホールで開かれ、阿部校長が「医学が進歩しても主役は人。患者さんから学び、支えてほしい」とあいさつした。在校生代表の長田華奈さん(2年)が送辞。卒業生代表の大野さくらさんが、「大好きな仲間とこの場に立てることを誇りに思う。今後も知識、技術、看護の心に磨きをかけたい」と決意を述べた。