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振興局で対策会議 清水の鳥インフル疑いで

 清水町内の養鶏場の採卵鶏から鳥インフルエンザの陽性反応(簡易検査)が出た問題で、十勝総合振興局は16日午後3時半から、関係者を集めた会議を開いた。遺伝子検査の結果で致死率の高い高病原性だった場合の防疫対応を確認した。

 十勝家畜保健衛生所が、この養鶏場での感染状況を説明。高病原性かどうかの結果は今夜出る予定で、確定した場合は対策本部を立ち上げ、防疫対策を実施する。確定時に備えて、同振興局と同町は家きん(家畜の鳥)の移動制限区域や消毒場所の設定の準備を進めている。

 道内では過去に家きんが高病原性インフルエンザに感染した例はない。同振興局は、感染した鶏に密に接触しない限り人への影響はないとしている。

 会議で同総合振興局産業振興部の赤池政彦部長は「仮に(高病原性が)陽性の場合は殺処分などの防疫措置を取るが、畜産業や地域に多大な影響が出る。関係者が一体になって蔓延防止に取り組むことが必要になる」と呼び掛けた。
(安田義教)


◆野鳥の高病原性鳥インフルエンザについて
対策、相談窓口など各種情報(PDFリーフレットダウンロード)-十勝総合振興局公式ホームページ

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