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毛ガニに1万人 大釜ゆで大人気 広尾

大釜でゆで上がった毛ガニ。会場を訪れた十勝出身プロサッカー選手の榊翔太さんも手伝った(11日午前10時20分ごろ、塩原真撮影)

 【広尾】「第47回広尾毛がにまつり」(町観光協会主催)が11日、シーサイドパーク広尾で開かれた。旬の味覚を手に入れようと、早朝から多くの人が詰め掛けた。

 広尾の三大まつりの1つで、直径2メートルの大釜でゆでた毛ガニの販売が目玉。今回も1万人以上が訪れ、長い列をつくった。中には午前3時半ごろから並ぶ人もいたという。

 町商工会青年部(齊藤一也部長)の大釜ゆでは3500杯を用意。1人で20杯購入する人もいるなど、次々と売れた。カニ形の帽子をかぶって訪れた帯広市の会社員追杉元裕さん(25)は「昨年初めて来て、おいしさに驚いた。今年も楽しみ」と話した。

 このほか、魚介の販売なども盛況だった。また、祭りを盛り上げようと同部が招いたタレントの武田真治さんは、カニをゆであげる作業を体験。清水町出身のプロサッカー選手の榊翔太さんも姿を見せ、作業を手伝った。(伊藤亮太)

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