自主防災組織設置の必要性を指摘 足寄一般質問
【足寄】町議会定例会は15日、2氏が一般質問を行った。安久津勝彦町長は8月の台風接近による2度の避難指示を振り返り、自主防災組織の設置、住民による避難所の自主運営の必要性に言及した。
熊澤芳潔氏への答弁。安久津町長は「直近には避難が必要な災害はなかった。1度目に比べて2度目は危機感もあって、避難者も多かった」としながらも、「日常から防災をどう意識するのか。組織化まで至っていないのが現状だが、自主防災組織の設置を働きかけたい」と語った。
また、避難所開設に当たり町職員を対応させることについて、「人員が限られる中で、交代要員もいなかった。他の災害では、自主運営組織が自然発生的にできた事例も聞くので、参考にしたい」と述べた。(深津慶太)
他の議員の質問と答弁は次の通り。
榊原深雪氏=緊急の防災無線放送時に特別に対応していることは。
町長=現在は特別な対応はしていないが、今後は事前にサイレンを鳴らすなどの検討をしたい。