農業被害、約400ヘクタールに 本別
【本別】定例会は6日午前10時に開会。会期を16日までの11日間と決めた。行政報告で高橋正夫町長は8月17日から23日にかけての台風7号、11号、9号に伴う農業被害について「全体で約400ヘクタールに及ぶ農地被害となった」とした。
この他、町道89路線123カ所の路面と路肩の一部崩壊や倒木被害で21路線が通行止め、市街地の河川2カ所で土砂や流木の被害を受けたと説明。
同30日の台風10号の影響では、上本別地区で、道路の路肩崩壊で水道管に破損が生じて断水したため11戸に給水措置、東本別地区でD型ハウスの裏山が崩れたため土留めの措置を取ったと報告した。
町職員による、税の不適切処理問題の再発防止対策にも触れ、本別町コンプライアンス条例(仮称)の制定や職員のモラルと職場の環境改善などに取り組む意向を示した。台風被害に伴う災害復旧費として、歳入歳出に9329万7000円を追加する町一般会計補正予算など専決処分2件を承認した。
12日まで休会し、13日に再開して一般質問を行う。(小縣大輝)