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姉妹都市から支援物資届く 大樹

大樹町に飲用水を届けた相馬市のトラック(大樹町役場提)

 【大樹】台風10号の影響で、一時町内全域が断水した町に、報道で大樹の状況を知った姉妹都市の福島県相馬市と、友好都市の群馬県吉岡町から、飲用水などの支援物資が届けられた。

 河川の増水により、町内のヌビナイ橋に取り付けられた送水管が損傷したことなどで8月31日から断水。自衛隊の協力を得て町役場や市街地以外の行政区会館などで給水を行ってきた。

 相馬市からは1日夜、市職員2人がトラックを運転して、2リットルのペットボトル約830本の飲用水を届けた。酒森正人町長が職員を出迎え、立谷秀清市長からの激励の手紙も受け取った。

 吉岡町からは4日に10リットルの給水袋2000枚が届いた。そのほか釧路市や釧路市の水道関係業者からも給水支援を受けた。酒森町長は「支援とともにお見舞いの言葉ももらい、心強く感じた。大樹も、今後他のまちで何かあれば応援できる体制をつくりたい」と話していた。(伊藤亮太)

関連写真

  • 段ボールに入った相馬市の飲用水

    段ボールに入った相馬市の飲用水

  • 相馬市職員を出迎える酒森町長(大樹町役場提供)

    相馬市職員を出迎える酒森町長(大樹町役場提供)

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