公区内2施設と避難所協定 幕別・忠類錦町
【幕別】忠類錦町公区(佐藤博志公区長、80戸)は3日、町内の食堂このみ、東光寺と災害時の避難所として施設を利用する協定を結んだ。
公区内には高齢者も多く、避難所までの距離が遠い住民もいることから、避難所に行く前の一時避難所として両施設を利用する。
佐藤公区長は「公区としてこうした協定を結ぶのは珍しいのでは。施設提供の好意に感謝したい」と述べた。
このみ食堂の高橋辰天店主は「有効に使っていただき、地域の役に立てれば」とし、東光寺の豊田信之住職も「以前に会館、納骨堂を鉄筋コンクリートで新築し、調理場もある。来年地域で100年を迎えるので恩返しできれば」と話した。(眞尾敦)