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週1回新鮮野菜を格安販売 広尾の農家女性がサンタまるしぇ結成

新鮮野菜を求める人たちでにぎわう「サンタまるしぇ」の直売

 【広尾】町内の農家女性でつくる「サンタまるしぇ」(山本和美代表)の野菜直売が人気だ。キャベツや大根などの他、イタリアンパセリ、グミなど珍しいものも含めて30種類近くを用意。多くが100円と格安で、販売日は開始前から町民らの列ができる。

 サンタまるしぇは今年3月、山本さんと杉本好子さん、岡田秀子さん、大庭ひとみさんの4人の酪農家で発足。月1回行われる広尾漁協の海産物直売会「魚・直売の日」で出店してきたが、7月からは毎週水曜日にホクレン広尾給油所の敷地内(町並木通東3)でも販売を始めた。

 酪農家では、牛のふんから作る良質な堆肥があるため、本業の傍ら野菜作りに取り組む人が多いという。自家消費する以上の野菜を収穫できることから、山本さんが声を掛け、まるしぇを立ち上げた。

 同給油所で2回目の販売となった20日は、山本さんと杉本さん、岡田さんの3人がチンゲンサイ、ハクサイ、ピーマン、ニンニクなどを軽トラック2台分用意した。午前10時の販売開始前から、20人近くの来客がお目当ての野菜を品定めした。町内から訪れた関口優子さん(57)は「立派な野菜。おいしく新鮮で安い。毎回楽しみにしている」と話していた。

 直売は野菜の収穫が終わる9、10月ごろまでを予定している。価格は100円から500円。山本さんは「皆さんに喜ばれ、愛される野菜を提供したい」と話している。問い合わせはJAひろお(01558・5・2121)へ。(伊藤亮太)

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