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26日にゆうゆう舎まつり 広尾・のーま10周年

ゆうゆう舎まつりに使用する看板制作に励む利用者ら

 【広尾】障害者を支援する多機能型事業所「ゆうゆう舎」を運営する「NPO法人のーまひろお」(高橋和夫理事長)が創立10周年を迎える。地域から作業を請け負い、障害者の福祉向上に取り組んできた。26日には記念の「ゆうゆう舎まつり」を開く。

 2007年設立の同NPOは、「ゆうゆう舎」の運営を町から受託し、地域活動支援センターとして通所作業所の運営と障害児の日中一時支援に取り組んできた。12年には就労継続支援B型、生活介護、放課後等デイサービスの3事業を行う多機能型事業所に移行した。

 施設利用者は、当初からおもちゃ作りなどの木工作業を行ってきたが、徐々に地元企業、団体の協力も得て、国道に並ぶ木製のプランター作りや漁業用の箱作りなどにも取り組む。

 中でも13年から始め、毎週木曜日に町役場、町内のフクハラるる店で販売している手作りパンは町民から好評だ。利用者も当初の9人から現在24人に増え、支払われる工賃も1人1カ月7700円と約3倍になり、障害者の生活を支えている。

 26日午前10時半~午後0時半、施設前の駐車場で10周年を記念したゆうゆう舎まつりを開く。人気のパン販売や焼きそば、クレープ、ポップコーンなどの販売のほか、輪投げ、ヨーヨーすくいなどの出店もある。また、同11時15分からは「ジャングルジャンゴー」がダンスパフォーマンスを披露。同11時45分には魚介や肉の詰め合わせはどが40人に当たるビンゴ大会が行われる。

 パン販売では新作のみそ味のピザパンを並べ、利用者や職員らが出店で来場者をもてなす。同NPOは「いつも地元に支えられている。10周年を迎えたので、地元の人に喜んでもらえるまつりにしたい」としている。

 問い合わせは同NPO(01558・2・2717)へ。(伊藤亮太)

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