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初夏の味覚 ラワンブキ収穫 足寄

鎌で1本ずつ丁寧に収穫されたラワンブキ(4日午前8時40分すぎ、新井拓海撮影)

 【足寄】北海道遺産に登録されている町特産ラワンブキの収穫作業が4日午前、町内の畑で始まった。

 町中足寄の永井農場(永井研一代表)は例年並みの5・5ヘクタールを作付けした。5月上旬に霜が降りたが、その後のまとまった雨で順調に生育。この日は雨の中、作業員4人が約2メートルに成長したラワンブキを鎌で1本ずつ丁寧に刈った。永井代表(61)は「例年以上に肉厚で軟らかく、天ぷらに最適」と話した。

 JAあしょろによると、今年の栽培農家は21戸で、総作付面積は約20ヘクタール。収穫は8日以降に本格化する。今年の生産目標は前年比40トン増の320トン。今月収穫する約20トンは生食用で出荷、7月以降は水煮などの加工用となる。

 全国発送を手掛ける同農場は、直売にも応じる。永井代表は「認知度が上がり、リピーターを中心に予約は順調」と話した。問い合わせは同農場(午前8時~午後5時、0156・25・6115)へ。(鈴木裕之)

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