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マルシェで野菜など販売 6月からとかち帯広空港

空港正面玄関横でマルシェの飲食を楽しむ関係者(25日午前10時半ごろ、新井拓海撮影)

 空港ビルを管理する帯広空港ターミナルビル(社長・米沢則寿帯広市長)は空港の魅力向上の一環で6月4日から、「フードバレーとかち『とかち帯広空港マルシェ』」を始める。同ビル正面玄関横に、キッチンカーや軽トラックを止めて、地場産品を使った飲食物や近隣農家の野菜類を販売する。10月まで毎週土・日曜(9月11日を除く)午前10時~午後4時に営業する。

 農業と観光事業を展開するアグリファッショングループ(帯広市、橋爪恒雄代表)が協力して運営。同社の「十勝ガールズ農場」の女性3人が販売員となる。

 同農場と珈琲専科ヨシダ(帯広市)がコラボした空港オリジナルブレンドコーヒー(200円)や、帯広市大正産のメークインじゃがバター(同)を販売。7月下旬からは、ゆでトウモロコシなど旬の農産物を取り入れる。農業関連のアパレル、雑貨も並べる。

 道中小企業家同友会が中心となって開発した「十勝地サイダー」7種類(1本250円)も扱う。地場産小麦のパンまつりなどイベントも計画している。

 25日午前、空港やマスコミなど関係者向けに披露された。同ビルの本迫哲専務は「マルシェがフードバレーとかちの情報発信の拠点、新たな空港価値の創出になれば」と話す。(関坂典生)

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