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愛称「ひだまり交流館」に 開館準備進む豊頃新施設

「ひだまり交流館」に設置されたモザイクアート

 【豊頃】町が茂岩栄町の福祉ゾーンに建設した「福祉活動拠点施設」では、4月のオープンに向けた準備が進んでいる。公募した愛称は「ひだまり交流館」に決定、町民から寄せられた写真で作成したモザイクアートも壁面に設置した。今月下旬には町民向けの見学会を開催、4月9日に記念イベントを行う予定だ。

 同施設は木造平屋床面積約489平方メートル。約130平方メートルの多目的活動室、掘りごたつのある和室、飲み物や軽食を提供するカフェ、室内遊具を配置したキッズコーナー、調理室、シャワー室などを備える。事業費は約1億4300万円。

 1月に募集した愛称は、約70件が寄せられた結果、西本順子さんの「ひだまり交流館」を採用。町民から募った写真でつくるモザイクアートは横3メートル、縦2・5メートルの大きさで、町のシンボルのハルニレの木とゆるキャラ「トヨッピー」を表現した。既に入り口横の外壁に設置されている。

 町民向けの見学会は今月27日午前10時からと、同29日午後1時から各2時間で予定。隣接する「高齢者住宅」の見学会も行う。オープン記念イベントは4月9日午後1時半からで、ケーキカット、舞台発表、お楽しみ抽選会などを企画。施設の利用は同11日から、開館は月~土曜日の午前10時~午後6時。カフェ営業は午前10時半~午後3時半。

 同施設は子どもから高齢者まで世代や地域を超えた多くの町民が集い、交流できる施設としており、介護予防の教室や福祉関係団体による使用なども予定している。施設を管理・運営する町社会福祉協議会では「木の温もりを感じる『ひだまり』のような施設。気軽に立ち寄ってほしい」と利用を呼び掛けている。(末次一郎)

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