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四季感じる絵手紙展示 更別どんぐりの会 

施設の一角を華やかに飾ったひな祭りの絵手紙と古川代表、瀧上さん(右から)

 【更別】村の絵手紙サークルどんぐりの会(古山うめ代表、10人)は、地域密着型介護福祉施設「コムニの里さらべつ」(荻原悦子施設長)エントランスホールに、四季折々の作品を毎月飾り付けている。利用者や家族からは「心が明るくなる」と好評だ。

 同サークルは村教委の生涯学習講座「ときめき夢民(むーみん)塾」で絵手紙を始めた主婦が集まり、12年前から活動。「くつろぐことができる家庭的な雰囲気を出したい」と同施設から依頼を受け、6年前から毎月末に作品を展示するようになった。クリスマスや正月、節分などさまざまなテーマの作品が季節ごとにならび、利用者らを楽しませている。

 3月分は大雪のため月末に訪れることができず、1日に古山代表と会員の堀越キミ子さんが同施設を訪れて飾り付けた。「ひな祭り」がある今月は、折り紙で立体的な「ひな人形」を制作し、はがきに飾り付けた華やかな特別バージョンが多く、約40点の作品が施設内を華やかにした。

 同日、母親(102)の面会に訪れていた瀧上朋子さん(72)は「まめに作品を交換してくれ、母親も楽しみにしている」と話す。荻原施設長も「地域の人がボランティアで運営に関わってくれることがうれしい。施設の中は常に温度や湿度を一定に保っているので、寒さや暑さを感じることができない。絵手紙とともに利用者は季節を感じている」と喜んでいる。サークルの古山代表は「会員のモチベーション向上につながっている。みんなに喜んでもらえる活動をしていきたい」と意欲を新たにしていた。(小寺泰介)

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