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今夕からまた降雪 管内北部で30~40センチ

今夕からの降雪に備え、寒さで固まった路肩の雪をつるはしなどで取り除く商店街関係者(26日午前10時、帯広市西2南10で。塩原真撮影)

 日本海上にある低気圧が急速に発達しながら北海道に接近する影響で、十勝地方では26日夕方から27日夜にかけて広い地域で降雪が予想されている。

 帯広測候所によると、降雪は27日朝がピークで、降り始めから終わりまでの降雪量は山沿いや北部で30~40センチ、帯広を含む平野部で20~30センチ、海沿いや南部で10~20センチを見込み、ところによっては雨、みぞれが交じる。

 低気圧は28日未明にかけて北海道付近を通過する。風も強くなり、同測候所では26日午前4時55分に沿岸部への強風・波浪注意報を発表した。

 25日に引き続き、十勝地方では26日未明から朝にかけて厳しい寒さとなった。帯広測候所によると、音更町駒場で26日午前1時53分に氷点下18・1度、芽室で同0時32分に同15・7度となり、前日に記録した11月の最低気温を更新した。帯広の26日の最低気温は同10・2度で、今季初めて氷点下10度を下回った。27日は寒さはいったん緩み、同測候所では帯広で最高気温6度、最低気温は氷点下1度を予想している。

 24日の降雪、気温低下による路面凍結の影響で、交通事故も相次いでいる。帯広署管内では25日午前8時からの24時間で、人身事故7件、物損事故47件が発生した。追突事故や路外逸脱が多く、同署は「気候の変化に注意して速度を落として運転を」と注意を呼び掛けている。(大谷健人、高津佑也)

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