あぐりとかちに農林水産大臣賞
食や農業に関する大学生のプレゼンテーションを競う「食と農林漁業大学生アワード2015」(農林水産省主催)で、帯広畜産大学のサークル「あぐりとかち」(戸島彩良代表)が最高位の農林水産大臣賞に輝いた。連続4年目の出場で初の受賞となった。
同アワードには全国から食や農業に携わる大学生グループが参加。書類審査を経て10団体が8日、東京・六本木ヒルズでの最終審査に臨んだ。あぐりとかちからは曽田春奈さん(2年)と梅田愛弓さん(1年)、深谷芽衣さん(同)の3人が出場し、今夏、同サークルが実施した「十勝合宿」について発表した。
十勝合宿は、農業に関わる大学生を十勝に呼び、北海道農業を体験したり、交流を深めてもらう企画。発表ではキャスター役で深谷さんが登壇し、事前に収録した動画の中で大学構内にいる曽田さん、梅田さんが“生中継”する形で活動を紹介した。最後には2人も壇上に姿を見せた。
前日のリハーサルで、農水省の職員や大会OB・OGから受けたアドバイスをもとに修正したところ、作業中のトラブルで動画の音声が流れなくなった。3人は「“終わった”と思った」と諦めかけたが、徹夜で作業し、本番では曽田さん、梅田さんが映像内の自分に声を当てる手法で乗り切った。
梅田さんが「吹っ切れてハイテンションで臨んだ」と話すように、審査員でお笑い芸人の木村祐一さんからは「広大な北海道らしく元気がよく、理念を持って活動していることも伝わった」と評価された。
「他の団体の発表も面白くて、受賞できるとは思っていなかった。驚いた」と深谷さん。曽田さんは「プレゼンだけでなく、サークルの活動が評価されてうれしい。受賞を励みに、さらに意欲的な活動に取り組みたい」と話す。曽田さんは島根県、深谷さんは東京、梅田さんは熊本と全員が道外出身。3人は「だからこそ分かる十勝の魅力がある」と今後の活動へ意欲を燃やしている。(大谷健人)
◆あぐりとかちについて
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