紫竹ガーデンで撮影会 道カメラ女子の会
道内在住の写真撮影が趣味の女性でつくる「北海道カメラ女子の会」の撮影会が30日、帯広市内の紫竹ガーデンで開かれた。普段は主にインターネットの交流サイト上でつながる全道のメンバーら約30人が集まり、直接言葉を交わしながら草花にレンズを向けた。
同会は、女性限定の写真教室を主宰する写真家の渡邉真弓さん(札幌)を中心に約1年前に発足。フェイスブックでの交流がメーンで、学生から年配者まで全道の写真好きの女性300人余りが登録している。札幌でイベントを開いたところ遠方からの参加も多かったため、今回初めて地方での撮影会を企画した。
初めに渡邉さんが、作例を示しながら、ガーデンの夏の終わりと秋の始まりを感じさせる撮影方法を講習。その後、参加者は園内を回り、渡邉さんらのアドバイスを受けたり、互いにカメラの設定を教え合ったりしながら自由に撮影した。午後からは、この日撮った中から自信作を持ち寄り、評価し合った。
カメラ歴4年の恵庭市の会社員牧恵子さん(37)は「他の人の写真を見ると、どうするとおしゃれに写せるかなど勉強になる。こうして同じ趣味の人同士が集まれるのも楽しい」と話していた。(丹羽恭太)