「時間をかけて毎週、何回も…」 中川郁子氏がおわび行脚中
同僚議員との不適切な交際や入院先の病院での喫煙が問題となった中川郁子衆院議員(農水大臣政務官)が、週末ごとに十勝入りして後援会役員や関係者を訪ね、一連の問題について陳謝する「おわび行脚」をしている。
中川氏は4月29日に問題発覚後初めて十勝入りし、後援会の役員会などで事情を説明し、陳謝した。ゴールデンウイーク中やその後の週末も、管内の後援会役員や支援者、支援団体などを回っている。不在の場合は名刺を置いて帰り、40、50軒を訪問する日もあったという。
管内の首長の下にも足を運んでおり、29日午後には帯広市役所に米沢則寿市長を訪ね、約30分間面会した。終了後に中川氏は「帯広を代表する市長にも、率直にこのたびのことでご迷惑をお掛けしましたとおわびした」と話した。
また、来年度の予算について意見交換したと説明し、「地方創生が大きな課題で、来年度予算の概算要求に向けて大事な時期。人口減社会にどう立ち向かうかなど、いろいろな案件に情報交換できて良かった」と話した。
今後も週末を中心に支援者回りを続ける考えで、中川氏は「時間をかけて毎週、何回もおじゃましていろいろな人にお目にかかり、おわびを申し上げたい」と語った。
(安田義教)