毛ガニゆでたて アツアツ大行列 広尾
【広尾】広尾漁協青年部(阿部牧郎部長)の毛ガニ大釜ゆで実演販売が7日午前10時から、同漁協冷凍冷蔵工場前で開かれ、ゆでたて熱々の冬の目玉商品に行列ができた。
広尾の前浜で水揚げされた“旬もの”を味わってもらおうと2007年から続けている。約2メートルの大釜で豪快に仕上げた逸品を港町・広尾ならではの格安価格で提供し、同漁協の即売市「魚・直売の日」も同時開催した。
会場は販売開始30分前に埋め尽くされるほどの人だかり。一番乗りの人は午前5時半から陣取り、長蛇の列には札幌圏からのバスツアー参加者約50人の姿も。用意した1100杯は約1時間で完売した。
親子で8杯購入した芽室西小5年の森下偉斗(たけと)君は「思っていたよりも大きい。夕飯が楽しみ」とにっこり。父達也さん(50)も「想像以上にリーズナブル」と喜んでいた。
毛ガニの大釜ゆで実演販売は、14日午前9時からの「第45回広尾毛がにまつり」(町観光協会主催、シーサイドパーク広尾)でも実施される。(関根弘貴)