由佐さんグランプリ候補に グーグルのロゴコンテスト
世界最大規模のインターネット検索サイト「Google(グーグル)」のロゴをデザインするコンテスト(Google主催)で、帯広北栄小学校3年の由佐涼華さん(9)の作品が、小学1~3年生の部で北海道を含む第1地区代表10作品の一つに選ばれた。道内から選出された小学生は、小学生全体でも由佐さんだけ。19日までインターネット上でグランプリを選ぶ投票が行われている。
各国で毎年行われている「Doodle 4 Google(ドゥードゥル フォー グーグル)」コンテスト。日本では小・中・高生を対象とし、今年は「忘れられない瞬間」をテーマにロゴを募集した。全国は5地区(第1地区は北海道、東北と茨城、栃木、群馬の1道9県)に分かれている。
全国から9万点を超える応募のうち、4部門計40点が全国の各地区代表作に選ばれた。グランプリ作品はグーグルのトップページのロゴとして1時間限定で公開され、全世界に発信される。
北栄小は3年生の図工の授業で取り組み、53人が応募した。由佐さんの応募作品「北見の山の水ぞく館のドクターフィッシュ」は、今年の夏休みに家族旅行で「北の大地の水族館」(北見市)に行ったときに、ドクターフィッシュに手をついばまれた思い出を色鉛筆で鮮やかに描いた。魚1匹1匹を「Google」の文字に見立て、Gは池と水面に落ちた水滴で表すなど、独創的な作品に仕上がっている。
由佐さんは「たくさん手に寄ってきて、すごくくすぐったかった。魚は銀色を塗ってきらきらさせた」と話し、「絵を見て楽しい気分になってほしい」と笑顔で話している。
投票は「Doodle 4 Google」の特集ページ(http://www.google.co.jp/doodle4google/)から。(松田亜弓)