おしゃれな農業でコラボ ダイハツとアグリファッション
ダイハツ工業が「農業女子」をターゲットに2日に販売を開始した軽トラック「ハイゼットトラック」を扱う北北海道ダイハツ販売帯広店(佐藤佳法店長)と、カラフルな農作業着などを販売する「Agri-Fashion(アグリファッション)」(橋爪理恵代表)が「おしゃれな農業」をキーワードにコラボし、農業の魅力向上に取り組む。6日から、ハイゼットトラックの成約者に、アグリファッション作製のコラボデザインつなぎをプレゼントするなどの企画を通じて、互いの商品販売の相乗効果を図る。
ダイハツ工業は農林水産省の「農業女子プロジェクト」に自動車メーカーで唯一参加。15年ぶりのフルモデルチェンジとなったハイゼットトラックには農業に従事する女性の意見を踏まえ、ピンクなど全8色のカラーやUVカットガラスなどを取り入れた。
アグリファッションは今年4月に帯広市以平町在住の農家の“ママ友”3人が同市大正本町にオープンさせた農業関連衣料・雑貨を扱う店。
今回のコラボは農業の「おしゃれ」「楽しい」を実現するツールとして互いの商品を積極的に発信するために企画。農業自体がおしゃれな産業として憧れの対象となり、若者の新規就農などにも期待を寄せる。
具体的にはコラボマークを作り、同マークのステッカーを配布するほか、コラボデザインのつなぎのプレゼントや、互いのイベントでのPRなどを行う。
佐藤店長は「ファッショナブルで楽しく農業の仕事ができるようになれば」、橋爪代表は「車もカラフルになれば農業もますます楽しくなる」と話している。
(津田恭平)
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