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新ジャガ満腹 1500袋完売 大正地区でイベント

大勢の来場者でにぎわう、新ジャガを格安で販売するコーナー(24日午前10時15分、折原徹也撮影)

 帯広市大正地区の祭り「大正新ジャガ伝」(実行委員会主催)が、24日午前10時から大正ふれあい広場(旧大正駅)で開かれた。好天の下、新ジャガの袋詰めや同地区農家の女性による新鮮野菜の販売など、大正の大地がもたらした恵みを求め、親子連れなど大勢の人が訪れた。

 同地区の農業者と住民有志が地域活性化を目的に開き、今年で5回目。

 目玉の1つ、早掘りメークイン3キロ袋詰め(200円)には開場30分前から約200人が並び、用意した1500袋(4・5トン)が午前中で完売。市内の石川濶さん(69)は「おいしい新ジャガが楽しみで来た。近くに住む娘たちにも分けてあげたい。天気も良いし、十勝のおいしい食べ物もある。最高のイベントだね」と笑顔を見せた。

 飲食コーナーでは毎年好評の揚げイモ(100円)の他、気温の上昇ととともに、かき氷に長蛇の列ができた。大型農機や昔の農機具展示、チアリーディングショーも盛況だった。

 道下清嗣実行委員長は「有志から地域全体のイベントに育ってきた。今後も地域活性化のため継続したい」と話していた。(植木康則)

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  • 大勢の来場者でにぎわう、新じゃがを格安で販売するコーナー(24日午前10時15分、折原徹也撮影)

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