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「地元の応援が強み」 北海道スペースポート研究会が会見

報道陣の質問に答える道スペースポート研究会の伊藤献一事務局長、丹保会長、伏見悦夫、秋葉鐐二郎両代表幹事

 【札幌】北海道スペースポート研究会の丹保憲仁会長らは設立総会後、会見を開き、報道陣の質問に答えた。一問一答は次の通り。(関根弘貴)

 -なぜ今、研究会を設立したのか。
 中央でロケット打ち上げ時の経済性を見直す動きと射場の新設を考える動きがあるからだ。北海道・大樹は国内の既存の射場(鹿児島県)よりも安い費用で、より効率的に打ち上げることができ、新たな射場を作る場所としても最適。これまでの北海道の取り組みは中央から半歩遅れることが多かった。今、取り組み始めるからこそ北海道が宇宙産業のメーンプレーヤーになれる可能性がある。

 -大樹町の利点は。
 他にはない立地と協力態勢だ。東に海があって、広大な空間(大地)があって、空間を使うことに理解のある町長がいる。地元の応援があることも強み。

 -道内産学官民が一つになった意義は。
 いろいろな手段で中央にアプローチできること。他で(産学官民が一つになって)手を挙げているところはない。(国内では北海道が)一歩進んでいることを示すことができる。

 -将来の夢は。
 大樹町からロケットが宇宙に飛び立ち、また大樹町に帰ってくること。北海道・大樹が「東京でない日本の代表的な場所」になるようにしたい。

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