陸別百年新聞「地域の魅力ぎゅっと 名物・特産紹介」
道の駅観光物産館で取り扱い
豊かな自然を背景に、陸別町にはアイデアあふれる特産品が数多くある。酪農の町ならではの乳製品、シカ肉を有効活用した加工食品のほか、町のキャラクターを生かしたグッズも豊富だ。いずれも道の駅オーロラタウン93りくべつ内の観光物産館(0156・27・2012)で扱っている。
歯切れの良い高級品
■ふき水煮
陸別でもフキは特産。旬に取って水煮パックにした。歯切れ、風味のよい高級品。ウドやコゴミなどの山菜もそろう。ふき水煮300グラム320円。
かむほどに深い味わい
■鹿ジャーキーと鹿カレー
人気商品の鹿ジャーキー=写真右。かむほどにシカ肉の深い味わいを楽しめる。1袋300グラム入り500円。鹿カレーは足寄産のチーズと本別産の豆を使った商品も。レトルトで1袋540円から。
ご飯に絡むうま味
■シカ肉とフキの缶詰「秘境めし」
まぜご飯のもとになる。シカ肉とフキは陸別産、ゴボウとニンジンは十勝産。しょうゆ、砂糖、みりん、酒で煮詰めた。うま味がご飯と絡んで箸が進む。1缶648円。
食感もちもちの生地
■しばれ君・つららちゃんまんじゅう
土産品の定番になりつつある。米粉やもち米粉などを混ぜた、弾力のあるもちもち食感の生地が特徴。十勝小豆のあんとカスタードクリーム味がある。6個入り1箱650円。
待望オーロラグッズ
■しばれ君・つららちゃんキーホルダー
「オーロラの町なのでオーロラのグッズがあれば」。地域おこし協力隊の日向優さん(34)=写真=がデザインした。オーロラを背景に、しばれ君・つららちゃんが仲良く座っている構図で、「かわいい」と評判。道の駅の公式サインも描かれている。620円。
寛斎ゆかりのヤマサ
■関寛斎のしょうゆ
陸別開拓の祖、関寛斎を経済的に支援したヤマサ7代目当主、濱口梧陵の写真もあしらった限定パッケージ(化粧箱)のヤマサ醤油商品。町振興公社の谷口和華子さん=写真=が手掛けた。2本入り1箱540円。
特製だれで軟らか
■鹿ジンギスカン
特製のたれに漬け込んだシカ肉は軟らかく、臭みもない。マイルドとピリ辛味。500グラム入りは950円。
牛乳本来のまろやかさ
■りくべつ低温殺菌牛乳
陸別で生産された新鮮な生乳が原料。65度で30分間低温殺菌する成分無調整牛乳で、2014年に販売を開始した。開発した町農畜産物加工研修センターの黒田しのぶさん=写真=は「いろいろ手続きが大変でした」と振り返る。まろやかな牛乳本来の風味が特徴だ。900ミリリットル450円、200ミリリットル150円。
解凍具合で多彩な食感
■冷凍の「おあずけプリン」
牛乳本来の甘さとカボチャ風味も。解凍時間によってシャリシャリからキャラメルのような軟らかさまで、多彩な食感が楽しめる。元町地域ブランド開発推進専門員の秋庭智也さん=写真=がプロデュースした。80グラム330円から。
カボチャの濃厚な甘さ
■えびすかぼちゃのポタージュスープ
りくべつ低温殺菌牛乳と無農薬の完熟エビスカボチャを使用。カボチャの味が濃厚で甘みがあるのも特徴だ。レトルト1袋390円。