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「立秋」に涼風 帯広17・9度

機械で次々と作られる麦かんロール(7日午前11時半ごろ、更別村上更別)

 暦の上で秋が始まるとされる「立秋」の7日、雲が広がった十勝地方は気温が上がらず、過ぎゆく夏の雰囲気が漂った。正午の帯広の気温は、平年より6・4度低い17・9度。

 朝の最低気温は各地で平年を下回り、最も低かった幕別町糠内は平年より7・8度低い7・4度と、9月下旬並みに。帯広は平年より4・2度低い12・7度だった。

 管内では小麦刈り取り後の畑で、牛の寝床に使われる麦かんロール作りが進んでいる。更別村で作業した蛯原一さん(44)は「お盆前にやらなくてはいけない作業で、夏の終わりを感じる」と話していた。

 帯広は3日まで4日連続で最高気温が30度を超える真夏日を記録したが、その後は過ごしやすい気候が続いている。

 8日の帯広の予想最高気温は21度。台風13号や前線の影響で、8日から10日にかけて雨が降る見込み。(池谷智仁、伊藤亮太)

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