十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

秋サケ到来

水揚げされたサケ(30日午後0時半ごろ、新井拓海撮影)

水揚げ初日 昨年の1割
 【大樹】十勝管内の主力漁業の秋サケ漁が30日始まった。近づく台風15号の影響で定置網の設置を見送る漁協もあったが、大樹漁協(神山久典組合長)の漁船が管内のトップを切って初水揚げした。

 秋サケ漁は管内3漁協で23カ統の定置網を仕掛ける。大樹漁協はこの日午前4時半ごろに5隻が5カ統に網を設置し、午前11時ごろに再度出港して網を上げた。正午すぎに大樹漁港に戻り、銀色に輝く魚体を次々と水揚げした。

 初日の漁獲量は4、5トンで昨年の1割程度。事前の来遊量予測も昨年実績比24・3%減と厳しく、伊藤浩二専務理事は「初日としては今までにない少なさ」と先行きを心配していた。価格は1キロ当たり平均で、昨年より3、4割高い雄500円、雌1000円だった。

 広尾漁協では4、5日ごろに網入れ、大津漁協は台風の動きなど天候を見て日程を決める。漁は11月まで続く。(伊藤亮太)

更新情報

川岸モカ(帯南商高)フットサル神戸カップ道選抜選手に「チームに貢献を」

紙面イメージ

紙面イメージ

7.29(月)の紙面

ダウンロード一括(116MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME