また冬景色 帯広積雪1センチ ぬかびら降雪26センチ
十勝地方は、関東から北上した低気圧の影響で、11日夜から12日朝にかけ湿った雪が降った。12日正午までの24時間降雪量は、ぬかびら源泉郷26センチ、中札内村上札内11センチなど。観測する12地点中9地点で降雪を確認した。帯広も1センチの積雪を記録。帯広の積雪は3月31日以来12日ぶり。
帯広測候所によると、12日の昼すぎから夕方にかけ寒冷前線が抜け、十勝地方は晴れ間が広がる予報。
降雪により、管内ですでに営業を開始した5カ所のゴルフ場は、すべて12日のクローズを決定。13日以降は、状況を見て判断する。
濃霧注意報と着雪注意報が発表された帯広は、朝からうっすらと霧がかかり、湿った雪が降る中で車のライトを点灯し、注意しながら走行していた。登校する児童らも傘を差し、積もった雪で滑らぬよう、足元に気をつけて歩いていた。
13日の十勝地方は晴れ時々曇り、ところによって雪の予報。上空に真冬並みの寒気が入るため、予想最低気温は氷点下1度、最高気温は6度。(折原徹也)