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いざ「救助」ドローン発進 上士幌でコンテスト

荷物をくくりつけ飛び立つドローン(16日午前11時半ごろ、新井拓海撮影)

 【上士幌】遭難救助ロボットのコンテスト「Japan Innovation Challenge 2017」(実行委主催)が16日、上士幌町内のナイタイ高原牧場で開幕した。全国13チームが「遭難者」の発見を目指しドローン(小型無人飛行機)を飛ばした。20日まで。

 大会は地域活性化とロボット関連技術の発展を目的に昨年初開催。昨年は2チームが課題をクリアし、賞金50万円を手にした。競技はマネキンを遭難者に見立てて300ヘクタールの町有林に配置し、(1)発見(2)駆け付け(3)救助-の3種目で実施。賞金総額は2750万円。

 午前10時に参加チームのドローンが一斉に飛び立ち、紅葉が色づく捜索エリアの町有林上空を飛び交ってマネキンを探したが、初日は課題(1)のクリアチームは出なかった。課題(2)ではレスキューキットを積んだドローンがマネキンを目指して山に向かった。見学に訪れた札幌市の川崎敬さん(22)は「未来を感じた。自然豊かな北海道でこういう試みをさらにやってもらいたい」と話した。17、19の両日は夜の部も行われる。(川野遼介)

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