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農地被害の調査開始 芽室町とJAが16日まで

土砂が堆積した農地の被害状況を調べる職員

 【芽室】町とJAめむろによる、台風10号などに伴う農地被害調査が12日、始まった。16日まで、農地の流出や浸食などを調査し、被害の概要を把握する。

 この日は町とJAめむろ、十勝総合振興局の職員ら約30人が10班に分かれ、芽室川や美生川、ピウカ川の各河川流域のほ場を調査。タブレットで農地を撮影し、ポールや距離計などを使い被害状況を調べた。

 このうち、芽室川左岸の牧草地(5・57ヘクタール)では、大量に土砂が流れ込み、高い所で約60センチの厚みがあることや、流木や砂利の堆積を確認した。

 同振興局南部耕地出張所の提谷義徳工事第四係長は「ほ場の75%ほどで被害に遭っているが、土砂の堆積がほとんどなので復旧はできるだろう」と話した。(澤村真理子)

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