卒園・入学式 トレンドは? ジャケット人気はアイボリー
卒業・卒園、入学式のシーズンが近づいてきた。フォーマルにしようか、それとも柔らかめに…服装の選択に頭を悩ませる母親は多いのでは。藤丸の担当者に親と子ども用の服装の流行、お薦めを聞いた。
6階・子供服売り場の「組曲」では、「セレモニーコレクション」のコーナーを開設。1月下旬から多くの客が足を運んでいる。今年のジャケットは、色はピンクが少なくネイビーが中心、丈は全体的に短めだ。スタッフの栁瀬千華さんは「卒園式と入学式の両方を考えて落ち着いたネイビーを選ぶ人がいる」と話す。
明るい色合いではアイボリーの人気が高く品薄状態。ポケットにデザインされた黒いリボンも強調されている。ワンピースにもリボンがモチーフに使われており、ウエストから下がふんわりとしたプリンセスラインで柔らかい印象を与える。価格はジャケットが2万円前後、ワンピースは2万2680円から。黒やネイビー、ピンクのカチューシャ2376円、コサージュ3240円もかわいらしさを演出する。
卒園は落ち着き入学は明るめに 母親用スーツ
3階・婦人服売り場「キース・ロガ」では、母親が着るスーツなどを扱っている。高橋恵子店長は「近年は使用が限定されるかちっとしたタイプではなく、普段でも着られるようなデザインを求められる方が多い。卒園(業)式と入学式で同じ服を着るのに抵抗があるのでは」とする。
卒園(業)式では少し落ち着いた感じの色、4月の入学(園)式では明るめの色が人気だ。襟のないノーカラージャケットはシンプルで着回しができる。「黒色のジャケットの下は柄の入ったワンピースやスカートでアクセントも付けられる」。
ジャケットは3万円前後、スカートは2万円前後、ブラウスは1万5000円から用意している。同階では「キース・ロガ」以外にも複数のブランドでセレモニー関連の商品を取り扱っている。(北雅貴)