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プロアマ囲碁熱戦 初の道オープン戦開幕

プロ棋士とアマ選手が、盤上で熱い戦いを繰り広げた囲碁オープン戦(14日午前9時すぎ、折原徹也撮影)

 プロ棋士、アマチュア選手混合で囲碁の北海道一を決める「北海道プロ・アマ囲碁オープン戦」(実行委主催)が14日、帯広市内の北海道ホテルで開幕した。15日までの2日間にわたり、16人が盤上での頭脳戦を繰り広げる。

 開会式では、小林光一名誉棋聖が「健闘を祈る」と参加者を激励。ルール説明の上で、各棋士・選手の持ち時間を1時間、一手30秒と設定した。

 午前9時に1回戦が始まり、互いに一礼をして対局を開始。緊張した空気の中、碁石を打つ音が一手ごとに会場に響いた。

 組み合わせは依田紀基九段対森康貴選手をはじめ、宮沢吾朗九段対富田拓司選手、遠藤悦史七段対浅野哲也選手、鈴木伸二五段対荒井一十代選手、富士田明彦四段対伊藤明雄選手、伊藤優詩三段対府栄野友康選手、藤村洋輔二段対桧沢仁宏選手、下坂美織二段対高薄和哉選手。

 正午前には、依田九段、宮沢九段、鈴木五段、富士田四段、伊藤三段、下坂二段が勝利。プロ棋士の揺るがぬ実力を見せつける中、札幌の桧沢選手が勝ち、アマ側の全敗を食い止めた。帯広から地元枠で出場するも1回戦敗退となった森選手は、相手の強さに敬意を表する一方で、「緊張せずに打つことができた」と充実の表情で話していた。

 午前の1回戦、午後の準々決勝の勝者は15日の準決勝に進み、準決勝の勝者同士で同日午後1時半からの決勝に臨む。(大木祐介)

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