軽乗用車路外逸脱 70代男女2人死亡 陸別の事故死ゼロ6274日でストップ
【陸別】18日午後0時半ごろ、陸別町内の道道津別陸別線で、軽乗用車が単独で路外に逸脱、乗っていた70代の男女2人が同町内の病院に運ばれたが死亡が確認された。
軽乗用車にはいずれも70代の男女4人が乗車しており、運転手の男性と助手席の女性は軽傷。後部座席の2人が死亡した。
現場は陸別市街地から津別方面に約10キロの左カーブで、陸別方面に向かっていた車は右路外に逸脱し、電柱と立木に激突し、大破した。
同町内では1997年7月14日に死亡事故が発生して以来、事故死ゼロの記録が17年間続き、前日の17日で6274日となっていた。
金澤紘一町長は「毎年開く『交通安全住民の集い』には多くの町民が参加し、交通安全の意識は、確実に高まっていた。残念としか言いようがない。また一から、やり直しです」と語った。