おびひろド真ん中ビアフェスタ開幕 500人がビールで夕涼み
十勝の夏をビールで楽しむ「おびひろド真ん中ビアフェスタ」が25日、帯広市内のおびひろ街中広場(旧北洋銀行帯広ビル跡地)で開幕した。猛暑の中、初日は午後5時の開場と同時に大勢の人が来場、夏の夕暮れをにぎやかに過ごした。
同フェスタは、同跡地の再開発が始まるまでの間、空き地の活用策として始まった。今年で10回目を迎え、夏の恒例イベントとして定着しつつある。一方、土地の具体的な利用計画はいまだ決まっていない。
帯広市内はこの日、4日連続の猛暑日となったが、午後6時すぎには30度を切った。オープニングの午後7時ごろには約500人が夕涼みに集まり、合図とともに一斉に乾杯し、仕事帰りの会社員らが、渇いた喉をビールで潤した。会社帰りに同僚や上司と会場を訪れた市内の会社員石原ゆなさん(28)は「暑かった日に、屋外で飲むビールは特別おいしい」と笑顔を見せた。
ビアフェスタの開催は31日まで。午後5時から同9時まで(土日は午後3時から)、ビールやフードを楽しめる。(月森七海)