曇り空でもグラウンド熱気 管内中学校で体育祭
十勝管内の多くの中学校で31日、体育祭が行われた。午前中は気温15度前後と肌寒い曇り空の下、グラウンドには生徒や保護者の歓声が響いた。
「川西ばんば」競う
帯広川西中学校(村上達也校長、生徒109人)の今年のテーマは「一致団結!仲間を信じて走り抜け!」。開会式で生徒会長の八代乃絵さん(3年)が「テーマのように一致団結し、最高の体育祭にできるよう元気に頑張りましょう」とあいさつ。白組団長の中村騎士(ないと)さん(同)と紅組団長の藤本誠志郎さん(同)が選手宣誓した。
「川西ハリケーン」など団体種目と、個人種目の100メートル競走の計7競技で競った。保護者向けの競技には川西小・中学校の校長も飛び入り参加。生徒の声援を受け、会場全体で盛り上がっていた。
そりに乗った1人の生徒を2人で引いてリレーする「川西ばんば」では、途中でそりが壊れるアクシデントも。仕切り直しに「頑張れ」「いけー」と声援が飛び交った。最終種目の紅白リレーでは、全力で走りきった生徒同士がたたえ合う姿が見られた。(菊地青葉)
川西中体育祭