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ベリーダンスデュオ4度目V 中井由佳さん、三浦聡美さん 「2人らしい踊りで感動を」

「ファンベール」を持って優勝を喜ぶ(左から)中井さんと三浦さん

 ベリーダンススタジオ「Desert Rose」(帯広)のインストラクター、中井由佳さん(41)=帯広=と三浦聡美さん(39)=幕別=のペアが、名古屋で行われた第1回「ジャパンベリーダンスカップ2025」プロップ部門で頂点に立った。別の全国大会を含め4度目のデュオ優勝で、「初めての地に遠征し、ほどよい緊張感で初心に帰り、デュオの意義を再確認できた」と語っている。(許静)

 2人は15年以上のベリーダンス歴を持つ。長さ約140センチのシルク布が付いた扇子「ファンベール」を二つ持って踊るスタイルが特徴。

 これまでデュオでは、2022年の第6回関西ベリーダンスコンペ、同年の第8回東京ベリーバカンスカップと24年の第10回でファンベール部門最高賞を勝ち取っている。

 今回の大会は動画予選と4月13日の現地決勝で構成。プロップ部門はファンベールのほか、ソードなどさまざまな小道具が使用可能で、決勝には個人やグループなど5組が出場した。2人は未経験の部門で「どうジャッジされるかは分からない」とドキドキしながらも、「自身の踊りを名古屋の人たちにも見せたい」と果敢に挑んだ。

 曲はヴァネッサ・メイの「エメラルド・タイガー」を使用した。中井さんの好みの曲で、三浦さんがお気に入りのライオンキングをイメージして振り付けし、5カ月余りの練習を重ねた。

 決勝ステージでは、「楽しんで頑張ろうと集中できて絶好調に踊り切れた」と三浦さん。直前まで体調不良に苦しんだという中井さんは「2人だから優勝できた。万全な状態で出ることのありがたさを感じた」と振り返る。「納得いく踊りではない。悔しさをバネに次を100%のステージにする」と誓う。

 今後は道内に限らず海外活動も視野に入れ、「ファンベールを広めたい」(中井さん)と力を込める。三浦さんは「愛する踊りを多くの人に見せて楽しんでもらいたい気持ちを再確認できた。YUKA&SATOMI(2人の活動名)らしい作品をつくって、感動を届け続けたい」と話している。


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