2025年度版のトカプチマップを配布 シーニック雄大空間
十勝シーニックバイウェイ・トカプチ雄大空間事務局(野村文吾・運営者代表者会議代表)は、十勝中部エリアの観光スポットなどをまとめた2025年度版の「トカプチマップ」を作成した。今年は「十勝のお土産」をテーマに特集している。
シーニックバイウェイは、官民連携で景観や地域の魅力を道でつなぐ施策。管内には中部エリアのトカプチ雄大空間のほか、北部の十勝平野・山麓ルート、南部の南十勝夢街道の3ルートがある。
マップは管内の観光スポットを周遊する動機づくりにと、12年から作成している。帯広、音更、芽室、幕別、池田、豊頃、本別、浦幌の8市町の観光情報などを写真、イラスト、QRコードとともにまとめている。
土産がテーマの今年度版は、十勝を代表する菓子の名店や、知る人ぞ知る名所など22件を掲載。「制作スタッフが実際に視察や試食をして厳選した。マップ片手に十勝を巡り、各地の魅力を再発見してほしい」と呼び掛けている。
縦42センチ横60センチ(折り畳み)で、フルカラー。昨年より3000部増やし、2万部を発行した。道の駅や観光施設など管内約60カ所で無料配布している。問い合わせは事務局の帯広商工会議所(0155・67・7381)へ。(廣田佳那)