種まきから収穫まで 高野農場が年5回のポップコーン食育講座開講 芽室
【芽室】芽室町で畑作を営む高野農場(町上芽室南4)は、ポップコーンの種まきから収穫までの工程を学べるイベント「ポップコーンを育てて食べよう」を5月から11月にかけて年5回開く。参加者を募集している。
消費者が農業に直接触れることで、食の重要性を再認識するのが目的。同農場の高野竜二さんと綾さん夫婦が講師を務める。
同農場はこれまで、冬場に町美生の店舗などでポップコーンショップを営業したり、新しいフレーバーを考案するワークショップを実施したりしてきた。今回は年間を通した企画で、「子どもから大人まで、ポップコーンの魅力を直接知ってほしい」(竜二さん)と話す。
町で農業体験を含むサイクリングツアー「めむろ散走」を手掛ける一般社団法人十勝プラス(及川雅敦代表理事)、自然ガイドツアーを営む香ノ舎(岡野香子代表)が運営をサポートする。
プログラムは5月18日(種まき)と6月15日(草取り)、8月17日(花の観察)、10月19日(収穫作業)、11月16日(収穫感謝祭)の全5回を予定。1回のみの参加も可能。全日程の参加者には特典として、12月に高野夫婦がオープン予定のポップコーンショップで使える引換券を用意する。
各回とも時間は午前10時から正午まで。料金は大人が1回2000円、小学生から大学生は1000円、小学生未満は500円、3歳以下は無料。各回とも弁当を1000円で注文可能。定員は先着10組。
竜二さんは「命と直結する『食』について一緒に考える機会になれば」と話している。問い合わせ、申し込みは香ノ舎の専用フォームで。