育てたサツマイモ 園児が収穫に汗 北明やまざと
【芽室】芽室町内の北明やまざと幼稚園(村椿武彦園長、園児112人)は9日、園敷地内の畑でサツマイモの収穫体験を行った。年少から年長までの園児が参加。町内でサツマイモを作る生産者4人が訪れ、児童の収穫をサポートした。
協力したのは町内農家の鈴鹿哲也さん、安藤雅則さん、畠山大輔さん、石井雷光さん。
同園では食育の観点から数種類の野菜を育てている。昨年の落花生に続き、今年は鈴鹿さんらの協力を得て初めてサツマイモの栽培に挑戦した。6月に種をまいたサツマイモは順調に育ち、この日は4人が収穫のこつを説明した後、子どもたちは品種による違いなどを学びながら、力を合わせて次々に収穫していった。
山本燕ちゃん(5)は「大きくて長いイモが取れて楽しかった」と話していた。鈴鹿さんは「園児たちの心とパワーでたくさん良いイモが収穫できた」と満足そうだった。(及川雅敦通信員)